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October 22, 2013

『みんなでつくる民主主義』ワークショップ:草の根から「合意形成型」の民主主義とコミュニケーションスキルを育む

2013/10/22

「参加型民主主義」という言葉が多く使われるようになりました。民意を国政に反映させるのが民主主義なので、もちろん始まった当初から民主主義は参加型なのですが、民主主義の形骸化が深刻になり、「参加型」という言葉が新鮮に響くまでになりました。

民主主義が「参加型」であるということの他にもう1つ着目するべきことは、民主主義で大切なのは、多数派の意見をどんどん通してゆくことではないということです。民主主義は多数決で決まったことをただやればいいというほど単純なものではありません。参議院と衆議院で過半数が取れたからといって、何をしてもいいわけではないのです。多数派だけではなく少数派の意見や立場や価値観も反映させながら、話し合いを通して共通のニーズをあぶり出し、「合意形成」をし、様々な人々が暮らしやすい社会をつくってゆくのがより優れた民主主義のあり方です。このような民主主義のあり方については、”ハト派”政治家、元自民党総裁の河野洋平さんもラジオフォーラム第40回放送で語っています。

それではこれだけ多様な立場や価値観やライフスタイルの混在する世の中で「合意形成」は一体どのようにしていったらいいのか?

この難題に答えてゆけるようになる為のワークショップ、『みんなでつくる民主主義』が、10月1日に冨田貴史さんと中園順子さんを講師に迎えて、世田谷区の南北居酒屋チャランケにて行われました。

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このワークショップは、政治に対して無関心な人に大切なことを伝えたり、対立意見を持つ人々と建設的な会話をしたり、人々を分断する多数決やディベートではなく、様々な意見、立場、見解を擦り合せて検討し、「合意形成」をして物事を前進させるスキルを磨く為のものです。「まわりの人にうまく伝えられない」という悩みを抱えた参加者がそれぞれの直面しているリアルな問題、現状をシェアし、ノウハウや実践例を交換し、コミュニケーションスキルを学び磨き、試行錯誤し、草の根からしっかりと民主主義を育んでゆくというのが、このワークショップの中心課題です。

ファシリテーターの冨田さんと中園さんの的確な進行や、洗練された言葉やトーンや前置きによる補助の元、参加者は話す、聞くという基本的なスキルを意識するとともに、実際的なマーケティングやブランディングに関するノウハウや、チャンクアップ/チャンクダウンのスキルなど、すぐに実践できる様々なことを学びました。

建設的な話し合いをする為のコミュニケーションの基本的な心得や、ポジティブ・ピースとネガティブ・ピースの違いなど、以下でワークショップから抜粋した内容をいくつか紹介します。

①聞き方

人の話をきちんと聞くということは、基本中の基本ですが、他の人が話している時も自分の主張のことを考えていたりと、意外にできていないことがあります。

相手の話をしっかりと聞くという姿勢は、建設的な話し合いをする上でとても重要です。自分の意見や立場が相手のそれよりも重要であり正しいという前提の元に話し合いに臨むよりも、オープンなスタンスで臨む方が冷静に建設的な話し合いができるからです。

相手が話している時は相手の話をきちんと聞くということを、基本に立ち返ってもう一度意識し、聞くときは自分のことを考えるのを一旦やめて、相手の話を聞くことだけに集中する癖をつけるといいでしょう。

これは特に対立意見を持った相手や、温度差のある相手と冷静な話し合いをするには重要です。気の知れた仲間と話すのが楽なのは、すでにお互いが類似した見解を持っているので、おかしなことは言わないという安心感もありますが、それに加えて「聞く」ことにかかるエネルギーが少ないからでもあります。

特に熱心に勉強をしている人にとっては、対立意見やリサーチ不足や考えの足りない人の話を黙って聞くのは時に簡単なことではありませんが、伝えることだけに必死になっても、コミュニケーションは成立しないことが多いのです。

政治家の演説も悪いコミュニケーションの一例となりうるでしょう。多くの政治家は、雄弁かもしれませんが、必ずしも国民側は彼らの言葉を熱心に聞くわけではありません。その要因の一つとして、国民側の心の中には、政治家は自分たちの声など聞いていない、どうせ政治家は民意を反映するつもりはない、と感じているということもあるでしょう。自分の話を聞いてくれない傲慢な相手の話は聞きたくないというのは普遍的な心理です。

議題に対して自分と違った見解を持っている相手と話すときは、相手の言ったことをリフレーズしたり、要約したりして「オウム返し」で相手に返し、相手にこちら側の理解が正しいか確認するのが有効です。そうすることによって自分が相手の立場や見解を理解、把握するだけでなく、こちらがきちんと話を聞いているということを示すことができるので、相手も安心し、より話しやすい空気をつくることができます。

②話し方

勝ち負けを決め、分断を深めやすい多数決型のディベートではなく、コンセンサスをつくりあげてゆく、合意形成型の話し合いをするには、相手を論破したり、意見の合わない部分を強調、ハイライトして既に存在している溝を更に深めるのではなく、二つの異なった意見の間に存在する共通したニーズを指摘し、合意できる部分をあぶり出すことを意識することが大切です。

言葉のチョイスとして「意見」よりも「立場」という言葉を使うとニュアンスや印象が柔らかくなったりもします。一つの伝え方に固執せず、メッセージを伝えるには、どのような言い方、伝え方、方法が有効なのか、クリエイティブに考えてみましょう。

明らかに対立した意見を持っている相手と話すときは、熱くなって喧嘩になってしまうようなことも充分ある得ることですが、そのような時は、戦っているのはあくまでも「主張」同士であって、その主張を持った本人同士ではないということを頭に入れておくといいでしょう。主張が違うからと言って、相手を憎んだり喧嘩をする必要はありません。

自分でリサーチをすることや、トピックについて事前に勉強してから話し合いに臨むという基本的なことももちろん大切です。

③建設的な話ができる「場」のつくり方

大人数で話すときも、一対一で話すときも、円滑で建設的なコミュニケーションの成立しやすい、「場」や「環境」や「ペース」や「空気」をつくることは非常に大事です。

このワークショップ自体も、意識的に創出された、民主主義について話す「場」であるわけです。そして冨田さんと中園さん、そして参加者によって話しやすい「空気」や、皆が参加できる「ペース」や、建設的な話し合いのできる「環境」がつくられました。

ワークショップはまず、参加者全員がお互いの話を聞き、話し、お互いについての情報を共有することから始まりました。自己紹介、ワークショップに来た理由、ワークショップに何を期待しているのか、コミュニケーションのどのようなところに苦手意識を持っているのかなど、参加者全員がそれぞれ話し、それぞれの立場や直面している問題や苦手意識をまず共有しました。

必要な情報や苦手意識や抱えている問題やそれぞれの立場を共有しておくことで、白紙の状態で急に話を始めるよりも話合いをスムーズにすることができます。

緊張せずに話せるようにリラックスした空気をつくったり、とりとめなくだらだらと話すのではなく、何の為に話し合っているのか目的を時々確認しながら話したり、どちらかが一方的に話し、どちらかが一方的に聞くということになってしまわないように、バランスに気を配ることも大事です。

④ポジティブ・ピース vsネガティブ・ピース

ピース(平和)には2種類あります。

ポジティブ・ピースは、話し合いのなどの成果により、みんなが納得した状態がつくられ、誰かを犠牲とすることなく成立している平和な状態。

ネガティブピースは、誰かが犠牲になったり我慢したり、時には財産や健康や人権や命を失うことによって成り立っている平和のこと。

現在の日本の「平和」はどちらでしょうか?現在日本は戦争をしない平和な国と一般的には認識されていますが、果たして日本は本当の意味で平和なのでしょうか?日本の風土は年間3万人を自殺に追い込む風土です。日本には昔から労働問題や沖縄の基地問題があり、2011年には深刻な原発事故を経験しましたが、現政権はその深刻さを真っ向から否定しています。大企業優先の経済がアグレッシブにつくられ、自然や古いものや商店街やコミュニティーに基づいた地域経済や、人間一人一人の主体性は無視される傾向にあります。

これはポジティブ・ピースでしょうか。それとも多くの人々が我慢し犠牲になることによって成り立っているネガティブ・ピースでしょうか。

ポジティブ・ピースをつくってゆくには、もちろんコミュニケーションが必須となります。しっかりと相手の話を聞き、伝えるべきことは伝わる方法で伝える努力をし、共通のニーズをあぶり出し、合意形成することで辿り着けるのがポジティブ・ピースです。

この合意形成の為の話し合いは、「和」を重んじる国民性を持つ日本人が、本当の意味での「和」、ポジティブな「和」をつくるためにまさに必要な技術なのではないでしょうか。

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*   今後の『みんなでつくる民主主義』ワークショップ開催予定

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2013/11/14 (木) 『みんなでつくる民主主義』ワークショップ VOL.3

場所:カフェ・オハナ
・午後の部=14:30~17:30
・夜の部 =19:00~22:00
ファシリテーター:冨田貴史&中園順子(まるじゅん)
参加費:2000円

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2014/2/10 (月)     『みんなでつくる民主主義』

場所:南北居酒屋チャランケ

ファシリテーター:冨田貴史&中園順子(まるじゅん)

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*ファシリテータープロフィール

・冨田貴史
京都在住。全国各地で年間300本以上のイベント・ワークショップを続けている。ワークショップのテーマは暦、エネルギー、手仕事(茜染め、麻褌、鉄火味 噌など)、自家発電など。『母笑み疎開保養大作戦~海旅Camp』共同代表。2013年春、大阪中津にて養生のための衣食を自給する冨貴工房オープン。宮 崎県串間にて福島の子どもたちのための保養施設作り準備中。著書「わたしにつながるいのちのために」、「今、わたしにできること~目に見えないものをみつ めて生きていく~」ほか
http://takafumitomita1320.cocolog-nifty.com/blog/

・中園順子(まるじゅん)
大量生産・大量消費の世界に疑問を感じ電通を15年で退社。コピーライターの経験を生かし、個人も地球も持続可能な幸せを実現するための情報発信中。トラ ンジションタウン(TT)やエコビレッジに関するイベント/ワークショップ開催なども。NPO法人トランジションジャパン副代表理事、パーマカルチャーデ ザイナー、ヨガインストラクター。現在日本最南端のTT、オーガニックいとまんchuで活動中。
http://organicitoman.ti-da.net/
http://marujun.ti-da.net/

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October 10, 2013

【東北ライブハウス大作戦】人と地域と世代を繋ぐ、被災地の3つのライブハウス “Tohoku Live House Daisakusen” 3 Music Venues Built In The Tsunami-Stricken Areas To Connect People, Communities and Generations

2013/10/10

音楽やアートや文学の役割は簡単に定義できるものではないが、311の震災、津波、原発事故後に、日本では多くのアーティストやミュージシャンが「これからアーティスト、表現者として、傷ついた日本や人々の為に何ができるか」と同時多発的に考え行動し、1つの大きな動きとなっているというのは、周りを見渡し耳を澄ませばわかるだろう。東北ライブハウス大作戦は、3.11に反応したアーティスト達により立ち上げられた多くのプロジェクトのうちの1つだ。

Even though the role of music, art and literature isn’t easy to define, if you look around and listen carefully in Japan, it is obvious that there are countless artists simultaneously thinking and acting as a reaction to 3.11 earthquake, tsunami and the nuclear disaster, and creating a single wave as a result. Tohoku Live House Daisakusen (Operation Tohoku Live House) is one of the projects started by a group of artists who reacted to 3.11.

東北ライブハウス大作戦は、西片明人さんが代表を務めるSPC Peak Performanceというサウンドエンジニアチームが立ち上げたプロジェクト。彼らは津波被害を受けた東北三陸沖沿岸地域にある3つの街、岩手県宮古市に「KLUB COUNTER ACTION MIYAKO」、大船渡市に「LIVEHOUSE FREAKS」、宮城県石巻市に「BLUE RESISTANCE」を建設。震災後のわずか1年余りの短い期間で、2012年8月に宮古と大船渡、10月に石巻のライブハウスがオープン。目的は、人と地域と世代を繋ぐため。そしてその基盤となる「場」をつくるため。

SPC Peak Performance, a team of sound engineers represented by Akihito Nishikata, started out Tohoku Live House Daisakusen. They decided to build 3 music venues in Tohoku Sanriku area that were heavily damaged by the tsunami. “Klub Counter Action Miyako” in Miyako, Iwate prefecture, “Livehouse Freaks” in Ohfunato and “Blue Resistance” in Ishimaki, Miyagi prefecture were built in 2012, about a year and the half after the tsunami. The purpose is to create “places” to connect people, communities and generations.

ライブハウス建設の費用捻出は、募金やGOODS販売、さまざまなイベントの収益、チャリティーCD、木札作戦など、全国の賛同者・仲間達の協力で可能となる。

This project was made possible by the donations, the sales of the charity goods, profits from various events, Kifuda Sakusen (operation) ,and thanks to advocates and friends from all over Japan.

筆者は先月9月14、15日に、群馬県の水上高原リゾート200で行われた野外音楽フェス、New Acoustic Campにて、東北ライブハウス大作戦のブースを訪問し、関係者の方にインタビューを行った。

I visited Tohoku Live House Daisakusen’s booth at a music festival called New Acoustic Camp held in Gunma prefecture on Spetember 14-15 and interviewed one of the staffs of the Daisakusen.

東北ライブハウス大作戦のブースでは、プロジェクトに賛同しているアーティストのメッセージ付きの写真がずらりと掲載され、大作戦のイベントのフライヤーが並び、ライブハウスの運営などをはじめとする活動の為の資金源となるTシャツなどのチャリティーグッズの販売が行われた。

At the booth of Tohoku Live House Daisakusen, there were the photos of the supporting artists with their messages all over the tent, many flyers of their events, and the charity goods such as T-shirts to raise money for their music venues.

東北ライブハウス大作戦のブースの隣には幡ヶ谷再生大学のブースがあり、震災後に何トンもの米や食料を被災地に届けたり、被災地で子供達が遊べる公園を作る作業などを記録した多くの印象深い写真が展示されていた。

Right next to Tohoku Live House Daisakusen was Hatagaya Saisei Daigaku (Hatagaya Re-birth University) ‘s booth, and the photos displayed there told the stories of people who delivered tons of rice and food to the disaster-stricken areas in Tohoku and worked on the rebirth of the communities after the disaster.

インタビューに答えてくれた、大作戦のUstream班で活躍している高橋さんは、大船渡のライブハウスを拠点に育った若いバンドが、例えばツアーで東京でライブをやって、「大船渡出身のバンドです」と言える日が来るのを楽しみにしていると語った。大作戦で活動をしていると、東北と東北の外との繋がりが確実に生まれてきているのを感じると彼は言う。

The interviewee Mr. Takahashi said that he is looking forward to seeing the days when musicians who grew up based around these venues go on tour and say that “we are from Ohfunato,” in other parts of Japan. Mr. Takahashi, who is witnessing this project growing, says that the connection between Tohoku and the other parts of Japan is already starting to build.

人々が集まり出会い、表現を磨き、コミュニティーをつくることが可能なライブハウスという場所を被災地につくることで、地元でバンドや文化や繋がりが育つ。そしてゆくゆくはこれらのライブハウスを拠点にして育ったミュージシャン達が音楽を通じて更に広い繋がりをつくってゆく。そのような未来へ繋がってゆくビジョンを東北ライブハウス大作戦は持っているようだ。

By building music venues in the disaster-stricken areas, they are providing the place where people can gather and meet, polish their expression, and create communities. And eventually the musicians based in the area will make even larger connection through music. Tohoku Live House Daisakusen’s vision is very much focused on the future.

有志で集まったミュージックビデオ関係者が製作した、東北ライブハウス大作戦のドキュメンタリー映画の公開も始まっている。ドキュメンタリーは2012年の9月12日から16日まで行われた「AIR JAM東北ライブハウス大作戦TOUR」を中心に撮影され、大作戦に関わる人々や繋がりを追った映画。TOSHI-LOWさん(BRAHMAN)、クハラカズユキさん(The Birthday)、りょーめーさん(爆弾ジョニー)がナレーションを担当している。

Their documentary movie created by a team of volunteers from the music video industry is now playing as well. The documentary, narrated by TOSHI-LOW (BRAHMAN), Kuraha Kazuyuki (The Birthday) and Ryomei (Bakudan Jhonny), focuses on one of their projects “AIR JAM Tohoku Live House Daisakusen Tour.”

今週末の10月12日に、大阪市のNOON+CAFEで上映会が行われる。1ドリンク制で、鑑賞料は投げ銭。現在全国でライブハウス、映画館、カフェなどの上映場所を募集している。鑑賞料は投げ銭制で、収益は今後の大作戦の活動資金となる。

The movie will play at NOON+CAFE in Osaka on October 12. They are looking for more places such as music venues, movie theaters and cafes to show the film all over Japan. The tickets fees are suggested donation, and the sales of the movie will be the fund for the venues.

忘れられ、孤立してしまっていると言われがちな被災地だが、このように強い意志を持って繋がりをつくり出そうとしている人々がいる。彼らの間には、世間一般に充満しているような諦めや無関心や悲壮感は無い。代わりに彼らにはクリエイティビティーやビジョンや行動力や生命力がある。

Generally speaking, the disaster-stricken areas are rather forgotten and isolated from the rest of Japan. However there are people with strong will working on making the connection. Among them, there are no feelings of pessimism, apathy and give up, which seems to be a pervasive mood among the general population. Instead, they have creativity, vision, action and spirit.

被災地に建設された3つのライブハウス。震災後の瓦礫の中に建てられたライブハウスの景観は、東北の人々や、訪れた人々や、それらを実際に建ちあげる為に力を尽くした人々の目にどのように映り、これからどのような繋がりや文化がそこから生まれるのだろうか。

3 music venues standing in the devastated areas. What would they look like to the eyes of the people in Tohoku, the visitors and the people who worked hard to actually build them. What kind of connections and culture will they generate from there?

苦難の時にこそ、物質的、金銭的なサポートだけではなく、人々が実際に集まり、話し、繋がり、音楽を奏で、踊ることは必要だ。街を壊滅させ、人々の心の中にテクスチャーを残した震災、その苦難や非日常的な経験の中からどのような新しい表現、音楽が生まれてくるのか、瓦礫の中からどのような芽が出て育ってゆくのか、そしてこれから彼らの表現を目撃した人々がどのように感じるのか、これからも注目していきたい。

Hard times require not only financial and material supports but also people gathering, talking, connecting, playing music and dancing together. 3.11 disaster devastated Tohoku area and left a texture in people’s hearts. It is worth paying attention to the new expression, music and culture coming out from the people who experienced this out-of-ordinary disaster, and how their expressions make the audience feel.

September 19, 2013

【チダイ&座間宮ガレイ】オフラインでも動くパワーブロガー達の秋の企画、「タブー解禁!秋の原発文化祭」

2013/9/20

大手メディアがスポンサー関係の事情や保守的な体質の為に、牙を抜かれ骨抜き状態になり、本来権力の暴走を監視する役割を担っているジャーナリズム機関でさえもが権力サイドに寄り添うように報道をしている日本のメディアの窮状は、原発事故後におそらくかなりはっきりと認識されるようになっただろう。

そんな腐敗したメディア環境の中で最も生き生きと、それぞれのクリエイティブな方法で自発的に信念を持って現実と向き合い、起きた出来事に対して反応し、情報発信者として、独自のレイヤーでマスメディアが本来果たすべき役割をマスメディアに代わって果たしているのはブロガー達かもしれない。そしてブロガー達の中でも鋭い感性や洞察力や一貫性をもって質の高い情報を発信し、オフラインでも活動し、その結果として情報受信者に影響を与えている「パワーブロガー」達がいる。

原発関連の情報発信に特化しているブロガーでは、日本が脱原発できない大きな要因の1つである日米原子力協定に着目した第一人者である座間宮ガレイさんと、チダイズム〜毎日セシウムを検査するブログ〜を書いている、食べる?の出版が間近のちだいさん、この2人の発想力、持久力、行動力には目覚ましいものがある。この2人は、原発問題に真剣に切り込み、前回の参院選でストレートな態度で脱原発を掲げ続け、無所属で当選した山本太郎さんの選挙戦にもブレーンとして精力的に関わり、山本さんの周りで選挙戦を盛り上げ、オンライン、オフラインの両側で士気を高めていた。

座間宮さんは、山本太郎さんと協力体制で選挙キャンペーンを行ったミュージシャンの三宅洋平さん企画の「選挙フェス」のステージにも実際に登壇して日米原子力協定についての演説を行った経験もある。

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7/20に渋谷で行われた選挙フェスで演説をする座間宮さん

この2人が共同で9月21日(土)にパワーブロガーちだい&座間宮ガレイの【タブー解禁!秋の原発文化祭】と称したイベントを13時から新宿のロフトプラスワンで行う。

企画内容は、ちだい企画「セシウムお化け屋敷!」、座間宮ガレイ企画「日米原子力協定お化け屋敷!」、ゆるゆる飲みイベント「原発フィーリングカップル(仮)」などで、料金は2000円。

原発事故や放射能汚染の捉え方や付き合い方は人それぞれ。しかし政治家がいくら嘘をつこうと、大手メディアが軽視しようと、原子力ムラが揉み消そうとしようと、放射能汚染が現在進行形で起こっているということは明らかなことであり、自国で原発事故を経験した日本人だけでなく、世界が放射能汚染と向き合わなければいけない時代。そういった意味では、ちだいさんや座間宮ガレイさんのような人達は、原発事故を節目に私たちが突入した新しい世界に敏感に反応し、迅速にやるべきことを考え、見つけ出し、行動し、最先端を突っ走っている存在と言っても過言ではないかもしれない。これから嫌でも付き合い続けなければいけない原発問題、この2人の筋の通った、知的、科学的、論理的、そして倫理的な原発事故や放射能汚染との向き合い方や、情報を受信するだけではなく、自分にできることを考え、自ら独立したメディアとなり情報を発信するという姿勢や考え方は、様々な情報発信や相互コミュニケーションのツールがある現在、多くの人が参考にできるものではないだろうか。

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渋谷の選挙フェスで演説をする座間宮ガレイさん

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(左)チダイさん(右)三宅洋平さん

柏の選挙フェスで登壇したチダイさん

柏の選挙フェスで登壇したチダイさん

September 7, 2013

【三条楽音祭】色濃くおもしろくなる地方:行政とクリエイティブな市民の共同作業

2013/9/8 ー新潟県三条市

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先週末9月1日、新潟県三条市のヒメサユリ森林公園で、第5回三条楽音祭が行われた。三条楽音祭は、三条市の行政と地元のオーガナイザー(市民)達が合同で行っているユニークな野外音楽フェス。今年は参院選に立候補した三宅洋平さんのバンド(仮)Albatrusや、鎮座DOPENESS & DOPING BAND、内田コーヘイカルテッド、アコースティックス&ソウルギャングなどが出演。こだわりのある手作りの品物が並ぶ物販や飲食も充実し、県内外からやってきた約50店舗が会場で出店。そして入場料は無料。

三条楽音祭の実行委員長は新潟出身の顔の広い金子洋さん。金子さんは弟の剛さんが7年前に東京の吉祥寺から故郷である新潟へ逆移住したタイミングですぐさま「越後Jah推進委員会」を発足。弟の剛さんや仲間達が「越後Jah推進委員会」の実行委員となり、新潟で野外音楽フェス”ONE JAH”など、様々なイベントを始動する。約2週間後に迫っている2013年度のONE JAHは9月21、22日の2日間で、会場は彼らの聖地であるヒメサユリ森林公園。金子さんは三条楽音祭と比べてONE JAHは「もっと手作り」だと描写する。

金子兄弟

金子兄弟

彼らが市と合同で三条楽音祭やることになったきっかけは中越地震後に行ったチャリティーイベント。「越後Jah推進委員会」がチャリティーイベントで集めた募金を中越地震復興の為に寄付をしたのを知った三条市が「越後Jah推進委員会」に声を掛け、 地方豪族のような雰囲気を持った地元の音楽関係のオーガナイザー達と行政のコラボ企画作業が始まる。

行政と共同でイベントをやることで、市から予算が出たり、市から様々な物を借りれたり、公共施設が使えたり、学校などにフライヤーやポスターを貼ることができたりと、具体的なメリットは多い。そして市にも人々が集まれる場所と時間と生の文化に触れる機会が生まれる。普段あまり混じらないものが混ざり合い相互的に感化し合うことで、新しい発想や関心やコミュニケーションや活動が生まれ、地域で豊かな暮らしや特有な文化やシーンを共同で作る意識がさらに育ってゆく可能性も大いにある。

会場であるヒメサユリ森林公園は山間にあり、複数の原っぱが高低差をもちながら段々畑のようになっており、眺めが非常に良い。当日は一番上の原っぱに飲食関係、真ん中の原っぱにステージ、その下の原っぱに物販が設置された。

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当日は夕方まで雨が降ったり止んだりだったが、三条楽音祭は雨天決行。大人も子供も泥に汚れながらステージや積み上げられたアンプの山の前で音楽を体で感じ踊った。

今年のトリは(仮)Albatrusで、三宅洋平さんは、自分のやりたいと思っていたこと、自分の人生計画を横に置いて選挙に出て、世界平和や地球環境の為に自分を捧げているうちに、もしかしたらそれが自分のやりたいことだったのかもしれないと思い始めた、と選挙後の今の心境を話した。そして聴衆にも、これから国づくりをしていく上での「クリエイターであって下さい」と様々な方法やレベルで積極的に政治に参加してゆくことを呼びかけた。彼の姿勢は選挙中と全く変わらない。(仮)Albatrusのライブ中は、会場にいたほぼ全員がステージに集結して熱心に音楽とメッセージに耳を傾け、選挙フェス中と同じ一体感のある熱を伴った雰囲気があった。

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三条市の人口は10万7千人、新潟県のほぼ中央に位置し、町の面積は約430平方キロメートル。市長は國定勇人さん。國定さんは町を活性化する為に、三条市と同じ規模の人口10万人を有するドイツの町、エアランゲン在住のジャーナリスト高松平藏さんを招き、スマートウェルネス三条推進講演会「ドイツの地方都市はなぜ元気なのか」を開いたりと、健康的で文化的な地方のあり方を学び取り入れるために広い視野を持って市政に励んでいる。

日本には市が769、町が746、村が184、特別区が23、指定都市が20、合計1742の地方自治体がある。三条市のように、クリエイティブな市民と行政が関わり合えば、おのずと地方にも個性的で魅力的で濃い文化がどんどん育ち、今までと違った形の地方での暮らしや文化の形成が展開されてゆくかもしれない。

August 20, 2013

プロジェクトFUKUSHIMAレポート: 新しい文化、再生への意識を福島から世界へ PROJECT FUKUSHIMA REPORT: Sending Out The New Culture And The Consciousness Of The Regeneration From Fukushima To The World

2013/8/20

日本にとっての終戦記念日でもある先週8月15日に、大友良英さん、遠藤ミチロウさん、和合亮一さんが代表を務める、プロジェクトFUKUSHIMAの企画の1つである、フェスティバルFUKUSHIMAが福島市の街なか広場で行われた。フェスティバルFUKUSHIMAは、震災のあった2011年に始まり、今年が3回目。

Hideyoshi Ohtomo, Michirou Endou, Ryouichi Wago hosted “Festival Fukushima” at Machinaka Hiroba (park) in Fukushima city on August 15th, also an anniversary of Japan’s WWII surrender. Festival FUKUSHIMA is one of the many projects of Project FUKUSHIMA which started in 2011 after the 3.11 earthquake, tsunami and the nuclear disaster.

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イベントには、遠藤ミチロウ、長見順、坂本龍一、勝井祐二、ユザーン、大友良英、テニスコーツ、浜田真理子など、数多くのミュージシャンが出演。会場にはプロジェクトの「工場部隊」が全国から送られてきた様々な柄や色の布を利用して作った味のある大風呂敷が敷かれ、広場の中央には盆踊りの為の櫓が建てられ、福島県内外から多くの人々が来場した。

Musicians who played at the event were Ryuichi Sakamoto, Yoshihide Ohtomo, Michirou Endou, Yuji Katsui, Jyun Nagami, U-zhaan, Tenniscoats and Mariko Hamada and more. The “factory team” made a huge piece of “furoshiki” with various fabrics with different colors and patterns that were sent from all over Japan. The “furoshiki” was spread on the ground of the festival site. They built a tower for Bon festival in the middle of the site. Many people came to the festival from in and outside of Fukushima.

フェスティバルFUKUSHIMAは、主催の大友さんの人柄が繁栄され、終始愉しくゆるく進行された。会場全体に気を使わない心地よい一体感があり、参加者の皆がフィードバックをしながらジャムをやっているような柔らかい人間らしい手作りの温かい雰囲気が終始あった。

Reflecting Mr. Ohtomo’s personality, the event was very laid-back. There was a sense of comfortable togetherness and warm hand-made atmosphere as if everyone at the festival was jamming and giving feedback to each other.

筆者は会場で出会った人々にインタビューを行い、楽しい話、真面目な話、そしてプロジェクトFUKUSHIMAについての、様々な話や想いを聞いた。

Hinotori Shimbun interviewed people at the site and heard fun stories, serious stories and various thoughts about Project FUKUSHIMA.

まず、インタビューを受けてくださったボランティアの方は、プロジェクトFUKUSHIMAの良いところは、声高々に反原発を主張するわけでもなく、敢えて目的や趣旨が明確にされていないというところだと言う。プロジェクトFUKUSHIMAに集まる人々は、主催の大友さんの声で集まり、皆で1つのものを作り上げるという共同作業が楽しくて毎年集まっている。プロジェクトFUKUSHIMAは、人々が何の説明や目的もなく、ただ集まり、共同作業をし、時間を共有し、1つのものを作り上げる「きっかけ」として機能している、参加者にとって年に1度の同窓会のような場であり、夏の風物詩になっている。

One of the volunteers said that a good thing about the project FUKUSHIMA is that they have very loose way of protesting against the nuclear power. There is no sign saying “NO NUKES” or people giving out flyers against nukes. There isn’t clear purpose or main point for the event. People who gather at Project FUKUSHIMA do so because it’s simply fun to gather and create this event together once a year. Mr. Ohtomo created an opportunity for people to gather, work together, share the time and create a scene. Project FUKUSHIMA is like a whistle for the unite. It has become like a reunion for participants and a scene of the summer time.

仙台の苦竹という街からやってきた門脇さんは、プロジェクトFUKUSHIMAに感化され、自分の住む街で音楽仲間とプロジェクト苦竹という計画をおよそ 1年前に始動し、既に飲み屋や駄菓子屋などの活動基盤となるインフラ「ハードウェア」の整っていた街に、プロジェクト苦竹という文化的な「アプリケーショ ン」をインストールし、新しい街の使い方、見え方を模索している。

Mr. Kadowaki who came from a town called Nigatake started his own project with his musician friends in his town called Nigatake in Sendai about a year ago. He says that Project FUKUSHIMA inspired him to start a similar project in his own community. Nigatake already has an infrastructure, “hardwear,” such as bars and snack shops, so Mr. Kadowaki wants to install an “application,” Project Nigatake, and explore new ways of looking at the town Nigatake.

出演バンドの1つ、テニスコーツの植野隆司さんとサヤさんに、福島に来るということについて複雑な気持ちはしないのかと質問をすると彼らは、プロジェクトFUKUSHIMAは福島に来る「きっかけ」をくれるものであり、ここに人が住んでいるから福島に来る、行きたいから行く、自分が見たいものを見に行く、福島に元気を貰いに来る、難しいことは抜きでそれでいいと語った。

I asked a question, “how do you feel about visiting Fukushima where the level of radiation is high?” to Takashi Ueno and Saya from Tenniscoats, one of the bands played at the event. They said that Project FUKUSHIMA is something that gives them an opportunity to come to Fukushima. They like to visit Fukushima because there are still people living in Fukushima, they visit because they simply wants to, they go see what they want to see, they come to Fukushima to get the good spirit. They say that they don’t need complicated rationalization to come to Fukushima.

イベント終了後にインタビューを受けて下さった、2011年から毎年イベントに参加している現在ROVOなどで活動しているヴァイオリニストの勝井祐二さんは、今年の「盆踊り」企画はとても良い手応えがあったと感想を述べてくれた。

Yuji Katsui, an electronic violinist from ROVO who’s been participating in Project FUKUSHIMA since 2011, mentioned that this year’s Bon festival was a success in an interview after the event.

「2年前と1年前と今年はそれぞれいろんな意味で福島と福島の人と、そして僕たち自身の状況もすごく変わっているし、2年前のプロジェクト福島の時 は、とにかく福島に行って何ができるのか、自分たちが確認することがすごく大切だった。とにかく福島に音楽を届けたいという気持ちがすごく強かった。そして2年目、3年目は、いつも自分たちが普段東京とかでやっている音楽をそのまま福島に届けに行くのではなく、福島から新しい何かを発信できるかどうかというところに転換してきた。それが今日やった盆踊りの『ええじゃないか音頭』とかそういうことだと思う」と、プロジェクトFUKUSHIMAのあり方や趣向の推移を話してくれた。

“Many things have changed since the disaster. Situations surrounding Fukushima, people in Fukushima and people outside of Fukushima like myself were in different situations 2 years ago, last year, and this year. 2 years ago, it was very important for us to just go to Fukushima to know that there was something we can do for Fukushima.  In 2011, the first year, we had a strong desire to come to Fukushima and play music for the people in Fukushima. Then we realized that it was better to create something new from Fukushima and send out the new culture from Fukushima to the world instead of playing regular music that we usually play in anywhere else like Tokyo. So after the 1st year the focus of this project changed. ‘Eejyanaika Ondo (It’s all good song)’ that we played tonight is one example,” he talked about a shift of the project FUKUSHIMA’s focus over the course of 3 years.

原発事故や、決して安全とは言えない福島に人を集めることについては、「原発事故についての議論や原因究明や収束はもちろんしなければならない、しかし何よりも先にやらなければならないのは、『怪我をして血を流して倒れている』福島を助けること。まずは倒れている人を助ける、怪我を直すこと。福島の外にいる人と中にいる人が今日のような場を共有することが大事。希望が持てるような状況を作りたい」と語った。

He also said that helping Fukushima who is bleeding on the ground is what they need to do first even though discussing, investigating and fixing the nuclear disaster is obviously necessary.  Helping Fukushima who’s bleeding on the ground, helping people who fell and taking care of their injuries are the priority. “It is necessary to bring people together from in and outside of Fukushima and share experience like we did today. We want to create a situation that people can have a hope,” he said.

原発事故という1つの事態に対しても様々な考え方、捉え方がある。プロジェクトFUKUSHIMAをやるにあたって福島で集まりイベントをやるということについては、「良いか悪いか」という単純な問題ではない、と勝井さんは言う。

There are many ways of perceiving and thinking of one nuclear disaster. About having an event in Fukushima, Mr. Katsui said that it is not a type of simple question that can be answered by just “yes” or “no” or “good” or “bad.”

「自分の考えを元に、今日ここに行って、こういうことをしたいから来る。そのような人々がいて、福島の人々がいて、そのような人々が集まり共有する。東京にいて福島が大変だと言っていても、来てみないとわからないことがたくさんある。線量が高いというようなこともあるが、実際に人々が生活を営んでいる場所である。そこに来るだけで意味があると思う。その人々に会いにくる、見に来る」

“People come here today and do these things because they decide that they want to based on their own thinking. There are people like that, people in Fukushima and these people gather and share the experience. People always say that “Fukushima is having a trouble” in Tokyo, but there are many things we cannot understand unless we actually come to Fukushima. Radiation level is quite high here, but this is also a place where people live and work. Simply coming to Fukushima is meaningful. We come to meet those people, we come here to see them.”

勝井さんにとっても原発事故は、彼自身に関するあらゆるものを変えてしまった事件だったと言う。原発事故が起きた後、30年以上音楽活動をやってきたが、音楽をそもそもやっていくのかどうかというところから考えざるを得ないような状況だったと語った。

Mr. Katsui said that the Fukushima nuclear disaster changed his life in many ways. He has been playing music for more than 30 years, but he even had to think about if he should keep playing music.

「自分の人生、自分の表現も変わった。自分のやるべきことは何なのか、全て1から考え直した。大友さんや、今日参加した多くの人もそう。それから繋がってゆく人達も増えた。しばらく会っていなかったミュージシャン達とも、それがきっかけで繋がっていく機会が増えた。311の後、新しい生命力のようなものがないと僕らは生きていけなかった、そういったようなものが必要だった」と勝井さんは言う。

It was that kind of situation, he said. “My life changed, my expression also changed. I had to think everything over and figure out what are the things that I should do. That’s the same for Mr. Ohtomo and many musicians that played today. The opportunities to reconnect with old musician friends also increased because of the disaster. After 3.11 we couldn’t keep living without some sort of a new spirit, we needed something like that,” Mr. Katsui said.

筆者が8月15日に福島で様々な人々と出会い、話を聞いて一貫していたことは、プロジェクトFUKUSHIMAに参加している人達が、新しいものを共同で作り上げ、それを福島から発信するという作業、そして皆で集まり時間を共有するということを純粋に楽しんでいるということだった。そして彼らは「福島」を、名前を聞いただけで嫌な気持ちのする地名ではなく、逆にむしろ新しいことが発信されている、再生への希望が持てるような地名にしていきたいという想いの元に企画をしている。記者会見で大友良英さんは、「最近は『盆ビート』がきてる、とか言って福島発の音楽についてロンドンの奴らが話すようになるかもな」と楽しげに話した。「ええじゃないか音頭」は、プロジェクトのスタッフによって作詞され、大友さんによって作曲プロデュースされた、フェスティバルFUKUSHIMAの為のオリジナルのチューン。当日の盆踊りは、全てオーケストラFUKUSHIMAによる生演奏で、唄もマダムギターこと長見順さんと遠藤ミチロウさんによる生唄で行われた。

What was consistent about the people who participated in Project FUKUSHIMA was that they all simply and purely enjoyed creating something together, transmitting the music and art they made in Fukushima to the world and sharing time together. One of the aim of the project is to change the image of Fukushima from something that people feel bad or annoyed when they hear to something that people feel hope of regeneration. They want to make Fukushima a symbol of regeneration where new culture is created. In the press conference, Mr. Ohtomo fondly said, “I imagine kids in the street of London talking that ‘bon-beat (of bon odori)’ is cool.” “Eejyanaika Ondo (It’s all good)” is an original bon dance tune that created by the project FUKUSHIMA. On August 15th, Orchestra FUKUSHIMA performed this song live, Jyun Nagami played the guitar and Michirou Endou sang as the people lively danced.

彼らは福島の中と外を繋ぎ、新しい文化を福島から紡ぎ出し人々の間に絆を生み、発信し、意識の持ち方の転換、状況の捉え方の転換をしようとしている。イベントに足を運んだ人々は、そんな彼らの想いを感じたのではないだろうか。予習無し、どちらかと言うと懐疑的な気持ちで会場に足を運んだ筆者も、彼らの想いをはっきりと肌で感じることができた。

Project FUKUSHIMA is trying to make a bridge that connect Fukushima and outside of Fukushima, weaving a new culture from Fukushima and tying people with a real bond, transmitting their ideas, shifting the way of consciousness surrounding Fukushima and the way of perceiving the situation. People who attended the event probably sensed that intention. I went to this event without doing much research. I was rather skeptical about this event, however the intention of the event was thoroughly humane and they were succeeding at what they wanted to do.

記者会見で大友さんは、「福島の中の人と外の人がぶつかるエネルギーが必要」だと言った。「怪我をして血を流して倒れている」福島を孤独にしてはいけない。「ええじゃないか音頭」の歌詞には、「シャッター街」や「線量」など、福島だけでなく日本の様々な場所に空気のように存在しているが、それほど騒ぎ立てられない現状も皮肉っぽく、ユーモラスに、あっけらかんと組み込まれている。福島に対して限定的に悪い印象を持っている人も少なくないかもしれないが、様々な事柄は福島だけの問題ではなく、日本のあちこちに存在している共有されるべき問題だ。

“It is necessary to make an opportunity to crash the energy of the people in Fukushima and the people outside of Fukushima,” Mr. Ohtomo said in the press conference. We must not abandon injured Fukushima who fell on the ground and bleeding. There are words like “’shuttered local shopping district’ and ‘radiation level’ which exist like atmosphere all over Japan in the lyrics of “Eejyanaika Ondo.” The song is very humorous and innocent even though it poignantly includes the serious situation of Japan. Some people might exclusively have a bad image against Fukushima, however many problems are actually something that should be shared by everyone.

8月15日に、福島に集まった人々は、汚染された土地で、様々なことを充分頭で理解した上で、現実を直視しながら「ええじゃないか」と唄いながら踊ったのだ。

People who gathered in Fukushima on August 15th sang “it’s all good!” and lively danced in the radioactive place while understanding and straight up facing the reality of the Post 3.11 world.

収束の目処が立たない原発事故後の世界という極めて難しい状況の中で生きていくためには、おそらく科学や政治や経済や言葉や理論だけでは足りないのだろうと思う。あらゆる理由付けや不安や矛盾を越えて、私達は集まり、祭りをし、唄い、踊ることが必要な時もある。人間が持つプリミティブで、命を持つものなら誰でも持っている、言葉では定義しきることのできない人間のエネルギーや心、そういったものを人々が集まり、集結させて爆発させることが今、この惨事を経験してもなお生きていくために、前に進むために必要なのではないだろうか。絶望的と思われる状況下で人々に希望を与える。それが祭り、音楽、アート、文化のなせる技なのではないだろうか。そしてプロジェクトFUKUSHIMAはそれを見事にやってのけていると感じる。

The world doesn’t know how to put an end to the Fukushima nuclear disaster. Radiation is emitted from Fukushima Daiichi everyday into the atmosphere and to the Pacific Ocean. To keep living in the Post-Fukushima world, probably science, politics, economics, words and rationals are not enough. Sometimes people need to transcend all the reasoning, insecurity and paradox and simply gather, have a Matsuri (festival), sing and dance. In order to keep living and going forward in the Post 3.11 world, it might be necessary for people to assemble and let their primitive and indescribable type of energy explode. Generating hope in the desperate situation. That would be the special skill of matsuri (festival), music, art and culture. And I feel that Project FUKUSHIMA is actualizing that beautifully.

筆者は当日会場に行くまで、福島で敢えてこのようなイベントを行う理由を上手く見つけることができなかった。会場である街なか広場の角にも「除染をしています」と書かれた看板がある。しかし実際に足を運んでみないとわからないことは、本当にあるのだ。

I couldn’t find a reason to hold an event like this in Fukushima till I went. There is a sign that says, “We Are Cleaning Up The Radioactive Materials” at the corner of the park. However, there really are things that we can’t understand unless we actually go there and experience.

最後に、和合亮一さんが櫓の上から朗読した詩の掲載をもって、レポートの終わりとします。

At last, I end this report with a poetry performance by Ryouichi Wagou.

どぅーた どぅーた どぅどぅどぅーた

我らは踊り明かすだろう

手を叩き 足踏みならし

どぅーた どぅーた どぅどぅどぅーた

我らは叫び 我らは聖者 我らは思想 我らは祭り

どぅーた どぅーた どぅどぅどぅーた

我らは踊り明かすのだ

声を上げて 汗拭って

どぅーた どぅーた どぅどぅどぅーた

どぅーた どぅーた どぅどぅどぅーた

どぅーた どぅーた どぅどぅどぅーた

我らは真夏 我らは足跡 我らは入道雲 我らは祭り

どぅーた どぅーた どぅどぅどぅーた

我らは踊り明かすのだ

手をかざし 夜 風に吹かれて

我らはふるさと 我らは交響曲 我らは群像 我らは決意

我らは踊り明かすのだ 語り合うのだ 解り合うのだ

我らは生きる 我らは祭り 我らはお囃子

我らは言葉 我らは生きる 失われた命の為に

我らは生きる 生きることのできなかった魂の為に

我らは生きる 生まれ来る新しい命の為に

我らは生きる 緑 風 土 水 の為に

ふるさとを取り戻す為に

あの日亡くなりし人々よ ここに集え

踊れ 語れ 泣け 叫べ 踊り明かすのだ

どぅーた どぅーた どぅどぅどぅーた

どぅーた どぅーた どぅどぅどぅーた

どぅーた どぅーた どぅどぅどぅーた

我ら亡くなりし人々の代わりとなって生きるため

さあ 我ら 踊る 心優しい鬼となろうぞ 叫び狂う鬼となろうぞ

ふるさとを守る鬼となろうぞ

亡くなりし魂を沈める 魂となろうぞ

我々は踊り明かすだろう 手を握り 歌くちずさみ

我らは祈り 我らは叫び 我らは足踏み

我らは遥か彼方 我らは踊り明かすだろう

踊りながら 今を噛み締める

どぅーた どぅーた どぅどぅどぅーた

どぅーた どぅーた どぅどぅどぅーた

どぅーた どぅーた どぅどぅどぅーた

我らは季節 我らは呼吸 我らは子供 我らは風

この街の子供 我らは鳥 我らは雲 我らは野道

我らはノミ 我らはお囃子 我らは太鼓 我らはとびしめ

我らは麦わら帽子 我らは調べ 我らはロックンロール

我らは大河 我らは何億頭の馬 我らは熱帯雨林 我らは入道雲

我らは鉄砲 我らはシオカラトンボ 我らは水田 我らはスカイブルー

我らは吾妻の山々 我らは阿武隈川

我らは言葉 我らは画用紙 我らは悲しみ 我らはジダンダ

我らはこぶし 怒りのこぶし

我らはエネルギー 透明なエネルギー 我らは口笛 我らは八月十五日

雲が追うてくる 雲が追うてくる

どぅーた どぅーた どぅどぅどぅーた

どぅーた どぅーた どぅどぅどぅーた

どぅーた どぅーた どぅどぅどぅーた

我らは 我らの命を生きる 命を生きる為に

ここに 集い 集まる 守る 福島を

どぅーた どぅーた どぅどぅどぅーた

どぅーた どぅーた どぅどぅどぅーた

どぅーた どぅーた どぅどぅどぅーた

あなたにそっと 落ちた木の実を知って欲しい

実を 木の実を 落とされたままの実を わかって欲しい

実を 木の実を あなたにそっと拾われたくて

この世界に 現れてきた 美しい実を

あなたの掌に その実の 重たさを 知って欲しい

この夏の 夕暮れに

あの日 亡くなりし人々に

捧げる プロジェクト福島

July 8, 2013

アースガーデン・福島フェス・選挙フェス:音楽をきっかけに政治への関心を

7月8日ー東京

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7月6日土曜日は、選挙フェスだけではなく、代々木公園でエコやオーガニックや多様なライフスタイルがテーマとなっているアースガーデンという、春、夏、秋、冬に一度ずつ行われるフェスも行われた。アースガーデンは300軒以上の出店/展があり、ライブステージが会場のあちこちに儲けられ、一日中音楽が鳴り響くカラフルでバイタリティ溢れるフェスだ。そして今回の夏のアースガーデンには、「もっと福島を知ろう」というテーマの元、福島フェスminiも参加。お店を出していた福島県民の方々から、復興、原発事故、エネルギー政策、これからの日本への願いなどを聞いた。

そして午後2時から渋谷のハチ公前で行われた選挙フェスでは、脱原発をするためには考えていかなくてはいけない項目の1つである日米原子力協定について暴き、広めてきたプロのブロガー座間宮ガレイさんが登壇し、ネットの外の公共の場で始めて日米原子力協定について熱弁した。「引きこもりブロガーの座間宮ガレイです!」と威勢よく登場し、原子炉を車、プルトニウムをガソリンに例えて、原子力ビジネスについて分かり易く解説した。

下のビデオは、最初の5分が渋谷ハチ公前の選挙フェスの様子、後の5分が選挙フェスに居合わせた人々の街頭インタビューになっている。インタビューに答えてくれた人達は、三宅洋平の若い人達にも意識を向けさせようという姿勢を評価している人が多かった。若者のエネルギーが政治に入ってくることや、音楽が政治のことを考え始めるきっかけになるならば素晴らしいと感じている人は少なくないようだ。アーティストタイプの人は普通は政治にはあまり直接的には関わらないですよね?という質問を投げかけると、「税金を払っている以上政治とは無関係でありえない」とう的確かつ鋭い答えが返ってきた。

March 28, 2013

Dogmatic And Biased San Diego Event Guide For The Next 2 Days By Kajiki Production

March 28th, 2013 -San Diego

Culture in San Diego does seem to hit the ceiling, but somehow sometimes there are too many good cultural events to go to. This Thursday and Friday nights are those nights. Let Kajiki Production help you decide which event and why with our insightful local knowledge.

Thursday, 3/28: “me vs. me.com” vs “Damian vs DKC”

There are 2 conflicting events on Thursday nights. So Say We All‘s VAMP Showcase “me vs me.com” at The Whistle Stop Bar in South Park, and a benefit show for a man named Damian who’s fighting rare bone disease DKC, “Damian vs. DKC (Dyskeratosis Congenita)” with a great lineup of local bands, Cuckoo Chaos, Grand Tarantula, and Buddy Banter at the propagandist in downtown.

VAMP Showcase, the last Thursday of every month at the Whistle Stop Bar, is a story telling event that features 8 story tellers each show with a different theme. This month’s theme is “me vs. me.com” You can sip your drink, relax and listen to unique stories told by locals. It’s a humanizing experience to listen to stories of people’s lives. There are writing and performing coaches who help to make sure the stories are polished, so the performers won’t disappoint you. For this showcase, one of the hosts, Nathan Young is going to perform. On top of the writing workshop, revising the story and practicing the performance, he’s been jogging to get in shape for this performance. ($5 suggested donation)

A rivaling event on the same night is a great show as well. Needless to say, Cuckoo Chaos is a great sophisticated band. Even New York Times knows that. If you live in San Diego and haven’t seen them live, you definitely should go see them while you can. Grand Tarantula is also a great rock’n’roll band with a solid vocalist Jordan Clark. Buddy Banter, punk garage band, will show you a fun time for sure. And your donation money will help Damian get much needed marrow transplant. ($5 minimum donation)

A good news is, VAMP Showcase ends early. It ends around 10:30pm. So technically you can go to both events, get good stories, get humanized, get good music, get cultured, party hard and help a guy.

Friday, 3/29: Sioux Magazine’s Southern Sojourn vs. farewell pizza party for Jordan Hammond

Sioux Magazine‘s Southern Sojourn is presenting great psychedelic art & music from Southern California at Gregg’s Art & Surf .Co in Ocean Beach. California 666, JOY, Brian Ellis Group will satisfy your craving for quality psychedelic music. If you are tired of wussy indie rock, this event is for you. Classic Rock Magazine wrote about Brian Ellis’ other band Astra, “Along with the UK’s very own Diagonal, this San Diego quintet represent everything that’s cool about progressive rock in a classic -or should that be ‘timeless’ sense -The musicianship is stunning; lead guitarist Brian Ellis is this generation’s Steve Howe- but beyond. Can someone please tell me why Astra aren’t huge?” So that’s what you are going to see, stunning musicianship, at this event.

But if you are a great friend of Jordan Hammond from Primitive Noyes, you might want to go to his handcrafted vegan pizza party at Tree House to say goodbye to him. Yes, Mr. Hammond is moving to San Francisco. You might wonder, “Didn’t he move to Austin, Texas or something kinda recently?” Yes he did, but he came back to San Diego because he loves San Diego so much. You can read an article about the last time he left San Diego by Seth Comb here.

Again, this pizza party starts early, around 6 p.m. meaning you can go get tasty vegan pizza, say goodbye to Jordan, and go to Ocean Beach to get your mind blown by psychedelic music and art.

March 9, 2013

Local Artists And Musicians Will Blast The Habitat House With Colorful Art And Music

March 9th, 2013- San Diego

On Saturday, March 9th, a group of local San Diego artists and musicians will blast the Habitat House (1008 21st Street, San Diego)  with colorful art and music. The initial plan was to charter a helicopter and dump 100 gallons of paints from the sky onto the house, then have people dance on the roof, have them walk around and leave the colorful footprints all over. However, it was way out of the budget and also Zack, an owner of Habitat House, declined the plan. Now the plan is to respect the house, art, music and the people and give out a good vibration and provide warm, fun and inspiring time.

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Artists showing their work are Shoko Hachiya, Danica Molenaar, Hugo Fernando Fierro and Keith Milgaten. Hachiya is about to going back to her home country Japan to utilize the universal healthcare to fix her teeth and save her people from nuclear bullshit. “Japan needs me and my teeth need an affordable dentist,” she says. She also made two adorable stop motion animation flyers for this show. Molenaar, known for dark and psychedelic narrative pieces, will be showing her brand new pieces that are more experimental and abstract.

Three electronic music acts will be also very colorful. Keith Sweaty will blast his intricate party techno. Mystery Cave will take you to a magical mystery tour, and Recycled Dolphin (Balloons) has an elaborate plan to blow your mind with gameboy music and multi-media visual he is creating for this show. The show starts at 7 p.m.

Citybeat article about the show:

http://www.sdcitybeat.com/sandiego/article-11554-shoko-hachiya-says-a-%E2%80%98weird-goodbye.html

February 28, 2013

Five Steps To Spend A Really Fun Thursday Night In San Diego

February 28th, 2013 -San Diego, California

1. Jenga. Start out the night by playing Jenga with good friends to get blood circulation going. Moderate amount of alcohol recommended at this stage. This is a crucial stage to get a momentum going for the night.

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2. “Phantom Vernacular” closing reception at Disclosed Unlocation 6-9 p.m.

Disclosed Unlocation: 1925 30th Street, San Diego

After the Jenga session, go see some art, think and play with your perspective. Group Art Installation by Jfre Robot Coad, Andrea Giaier, William Goff, Shoko Hachiya, Daniel Headley, Annie Perkins and Cari Veach ,which had a opening back in December 2012, is going to have a closing reception tonight to say good-bye. J Doerck and Jason Sores are going to be playing audio component for the show.

3. VAMP Showcase “Dirty Talk vol.2” at Whistle Stop Bar 8:30-11p.m.

After getting some wine and cheese and art blast at the gallery, walk to Whistle Stop for some story time. Every last Thursday of the month is So Say We All’s VAMP Showcase at Whistle Stop Bar. Sip your drink, relax and listen to unique stories performed by cute intelligent locals. Tonight’s vamp features David Latham, Juliet Escoria, Marion Wilson, Justin Hudnall, Jennifer Jamall, Eddie Deull, Yesi Padilla, Holland Holzer, Delia Knight.  https://www.facebook.com/events/458346487555381/

4. Drinking Whiskey on the beach

VAMP showcase ends early, around 11p.m. So why not go to the beach and drink some whiskey with friends, listen to the ocean, have some intellectual talks and look for UFO.

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5. Someone’s birthday party in a random hotel room

After the beach, go to the random hotel birthday party that you were somehow invited to.

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February 16, 2013

Ryuichi Sakamoto Shows What’s Up At UC Berkeley 坂本龍一、バークレー大学で粋な生き方を示す

February 16th, 2013 -Berkeley

Ryuichi Sakamoto, internationally acclaimed musician, gave a talk about eco-activism in Japan and the U.S. after Fukushima, and also had a solo piano recital on Feb 9th at UC Berkeley. Mr. Sakamoto is one of the few Japanese public figures who could speak out against nuclear energy industry and be the voice that Japanese people desperately need after the Fukushima nuclear disaster. Many anti-nuke people who spoke about the nuclear disaster on Japanese television were silenced, eliminated from the television medium and practically lost their voice. However, Mr. Sakamoto is still going strong to push eco-activism for people and the planet and spreading positive hope for people. Nikki Cameron, local artist who was at the event says, “he is so punk and hardcore and charismatic!”

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At the event, Mr. Sakamoto inspired the audience with his world-class musical talent, intelligence and heart and showed what’s up with formidable dignity and charisma. In addition, American rock star professors backed up Mr. Sakamoto. Fritjof Capra, author of Tao Of Physics, Barbara Rose Johnston and Brett L. Walker gave presentations about the issue from different aspects to give more profound and comprehensive understanding about the issue. The team of a world-class musician and professors gave the audience very high anticipation and they didn’t let them down. Glen Romett, one of the audience who flew from San Diego for this event, said with a beaming smile, “I feel like I am a teenager who are going to Radiohead concert! I’m that excited!” Greg Poland said, “those people are like Jedi!” He was single-mindedly taking a note during the presentation.

At his concert that night, Mr. Sakamoto showed his overwhelmingly precise and beautiful control of the sound. He performed many of his hit songs such as a song from Merry Christmas Mr. Lawrence. But he also surprised the audience. At the very beginning of the concert, Mr. Sakamoto and Ken Ueno performed an experimental noise and vocal piece that sounded disturbing, intense, scary and highly intriguing. It sounded like as if the lid of the hell was removed and monsters were coming out. Keiko Sakata, one of the audience, said that she thought the piece was about the nuclear disaster and radiation.

国際的に評価されているミュージシャンの坂本龍一さんが、2月9日にカリフォルニア州立バークレー大学で福島での原子力発電所事故後の日本とアメリカでのエコアクティビズムという題の講義とソロのピアノリサイタルを行いました。坂本さんは原子力発電所の事故後に脱原発の活動を続け、日本の国民が切実に必要としている声になっている数少ない日本の著名人の一人です。日本のテレビで脱原発、原子力反対派の発言をした著名人達の多くは、テレビ界から追放され事実上声を失いました。しかし坂本さんは今でも人々や環境の為にエコアクティビズムの活動を力強く続け、人々にポジティブな希望を与えています。イベントに来ていたローカルアーティスト、ニッキー・キャメロンは「彼はパンクでハードコアでカリスマ性がある!」と感激の声を上げました。

イベントで坂本さんは、世界クラスの音楽の才能と知性と心を示し、ただならぬ威厳とカリスマで、粋な人間性と生き方で観客に強いインスピレーションを与えました。さらにアメリカの大学教授陣も坂本さんを力強くサポートしました。タオ・オブ・フィジックスの著者あるフリチョフ・カプラ、バーバラ・ローズ・ジョンストン、ブレット・エル・ウォーカーは原子力問題に対するより深く包括的な理解を深めるために、様々な局面から問題にメスを入れ、プレゼンを披露しました。世界クラスのミュージシャンと頭脳のチームはオーディエンスに高い期待を持たせましたが、彼らはそれを裏切りませんでした。このイベントの為にサンディエゴからやって来たグレン・ロメットは「レディオヘッドのライブを観たティーンエイジャー並に興奮してます!」と輝く笑顔で語った。グレッグ・ポーランドは「彼らはまるでジェダイのようだ!」と言い、プレゼン中には一心不乱にノートをとっていました。

夜のピアノコンサートでは、坂本さんは恐ろしく正確で美しい音のコントロールを見せつけました。彼は戦場のメリークリスマスなど、たくさんのヒット曲を演奏しましたが、観客へのサプライズも用意していました。コンサートの一番始めに、坂本氏は上野ケン教授と、不気味で強烈で戦慄的で、おどろおどろとした興味をかき立てる、エクスペリメンタル・ノイズ&ボーカルのセッションを披露しました。それはまるで地獄の蓋が開いて、妖怪たちが続々と這い出してくるような音でした。オーディエンスの坂田桂子さんは「あのピースはきっと今回の原子力発電所の事故と、そこからばらまかれている放射能汚染についての曲なんだと思います」と語りました。