Archive for February, 2014

February 19, 2014

【大雪災害】#市民災害対策本部5日目:経過報告

2014/2/19

14日にオペレーション・コドモタチの横川圭希さんと日本アーティスト有意識者会議NAUの高尾洋平さんが開始し現在も続いている #市民災害対策本部、今日は作業が始まってから5日目。東京都内の横川さんの事務所では現在もツイッター、ネットを利用した情報収集・拡散作業やプランニングが続いている。

横川さんによると、少しずつ災害救助ボランティアのベテランの方々は甲府などにも入り始めているけれど、本格的にボランティアが山梨などに入るのは今週末からで、除雪作業などにあたる予定。孤立世帯の救出や大きな道路の除雪、素人には難しい雪下ろしなどは消防や自衛隊などのプロの方々があたり、ボランティアは大きい道に出るまでの道路を確保したりするような作業にあたる予定。甲府在住、東北関東大震災支援隊本部BOND&JUSTICEのラッパーのベガティーさんは今日は市役所と連携して動いている。自衛隊なども入り始めているが、近所の人しかわからないような情報を「声掛け」することがこれからも大事だと横川さんは言う。

shimintaisakuhonbu

事務所の様子

このような「勝手連」的な人々の助け合いの形は一般的ではないかもしれないが、#市民災害対策本部は組織ではなくネットワーク。ボランティアは皆自発的に動いている人々。カンパも集めているが基本的には自腹。しかし311以降、このような形で人々は災害時などに助け合ったり情報を共有拡散する為のネットワークを自分たちが当事者となりつくっている。

横川さんや高尾さんのネットワークはこの雪の為突然生じたものではなく、311以来オペレーション・コドモタチのような活動を開始したことや、三宅洋平さんのネット選挙運動など、様々な機会を経て繋がり育ってきたネットワークがこの災害時に生きている。

311後に、拾えばよかったという病気や怪我をたくさん見てきた横川さんはこの活動をやる理由の一つとして、困っている人達は統計的な数として存在するのではなく、目の前にいるのと同じような感覚を持っているからだという。善となりたいのではなく自分が後悔するのが嫌なだけ。311以降、被曝の問題に対する取り組みを仕事よりも優先してきたし、その活動を見守ってくれている人々も存在する。ツイッターやネットを通して彼らはじっと彼の活動を見ているのだと横川さんは言う。自分のやっていることが駄目ならカンパのような支援はとまるし、駄目じゃないときは支援してくれる。それに結局「動かない善よりは行動する偽善」なのだと横川さんは三宅洋平さんの言葉を引用した。

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火の鳥新聞で#市民災害対策本部のフォローアップをしたいので、#市民災害対策本部の情報がどのように役に立ったか、キャスの感想、現地の様子や人々の連携、これからの動きなど、是非@ShokoHachiyaに飛ばして下さい。

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February 17, 2014

【大雪災害】#市民災害対策本部:ネットワーク力を生かした市民によるDIY災害対策本部

2014/2/18

operationkodomotachi

死者も多数出ていて9000人以上の人が雪の中で現在も孤立状態となっている今回の大雪被害に対応する為に、ツイッターのネットワーク力やスピード、情報収集力・拡散力という特性を活用した「#市民災害対策本部」が発足した。#市民災害対策本部では救援救助の為に、モチベーションをもった人間がそれぞれ自発的に動く柔軟かつ機動力のあるネットワークをつくり、必要な情報収集、情報提供やリサーチをし、市民によるDIY救助救援活動がより迅速に効率的に行えるように活動している。

#市民災害対策本部は、14日未明に日本アーティスト有意識者会議NAU所属の高尾洋平さんとANTA MEDIAやオペレーション・コドモタチの横川圭希さんが開始して以来、基本的には2人体勢でリレー式に交代しながら休み無しで活動。活動内容はツイッターなどを介して集まってくる大雪に関する情報収集、情報提供、現状把握、リサーチ、救援救助計画を立てることなど。交通網の状態を把握し、どのように物資を届けるか、誰がどのように動けるのか、どこの県のどのエリアで何が起きていて何が必要とされているのか、そのようなことを細やかに把握し状況に応じながら舵を取っている。

「陸の孤島」で孤立しているコミュニティーや人々、物流が止まり食料品が棚から消えたスーパー、ガソリンのないガソリンスタンド、ライフライン確保の問題、封鎖状態の高速道路、積もった雪の重さに耐えられない木造の民家、追いつかない雪かき、車の中に閉じ込められた状態で帰宅できない人々、雪で壊滅状態の農地の作物。

これが緊急事態なのは明らかだが、政府機関の対応は遅く、報道も充分になされていない。ジャーナリストの上杉隆さんはNHKの大雪に関する報道が過小なのはソチ・オリンピックという大きな「商品」の膨大な放映権料の為だと説明している。人命のかかった緊急事態の報道ではなく、前々からアレンジされていたオリンピックというマネーメーカーの放送を優先している状況。

津波、地震、原発事故、そして今回の大雪の被害。近年日本は数多くの自然災害、人災や防ぐことのできた二次災害を経験した。その都度市民は、政府が国民の命を守る為に災害に対して機敏に反応するどころか、必要な情報を流さなかったり、充分な報道をしなかったり、特に原発事故に関しては情報隠蔽までするという命よりも利権優先という政府機関やマスメディアの対応・方針を目の当たりにしてきた。#市民災害対策本部の高尾さんは、災害時に国民を見捨てる政府やメディアのあり方を「無政府状態」と表現した。ジャーナリストの今西憲之さんも、大雪で4日間も孤立した集落が東京に存在しているのに「こういうのは大したことはない。一日で終わる話ですから」と発言した東京都の新都知事、舛添要一さんの悠長で危機感の無い態度を辛口に批判している。

しかしいくつもの重い災害や人災を経験し、緊急事態時に政府の対応やメディアの報道を待つのではなく市民同士が自発的に情報共有やリサーチをし、積極的に助け合うという自立的な動きや意識が生まれ育っている。既存のメディアや政府の方針のあり方を受け入れるのではなく、自分たちが自らメディアになり行動し、現実的な変化を社会にもたらすことができることに気づき始めた人々も多くいる。

今回の大雪に関してツイートやリツイートする場合は、なるべく細やかで状況把握しやすい発信の仕方を心がけると良いだろう。助けが必要な人ももちろんSOSの声を飛ばすべきだ。どこの県のどの市のどのエリアでどんな問題があり何が必要とされているのかがわかってくると、対策を練る側もスムーズに動けるので救援は早まるだろう。救援救助が成功したときも、それを報告して目的が達成されたことをシェアすると、より全体の動きが可視化される。

今日2月18日の19時から、東京都内の#市民災害対策本部にて高尾さん、横川さん、ミュージシャンのDELIさん、先日の都知事選に立候補した家入一真さんが災害対策の為のクラウドファンディングの立ち上げについてミーティングをする。ミーティングはツイキャスで中継される予定。

#市民災害対策本部

横川圭希さんのツイッターアカウント https://twitter.com/keiki22

高尾洋平さんのツイッターアカウント https://twitter.com/Takaoyohey

February 3, 2014

【都知事選】ネット選挙速報:現時点で一本化を求めることがなぜ「茶番」であるか

2014/2/3

結論から言ってしまうと、それは公職選挙法上不可能だからだ。今の段階では一本化することも、どちらかが降りることもできない。

宇都宮健児候補と細川護煕候補の一本化が実現されなかったことが、選挙終盤戦になっても未だに引きずられ、両陣営に悪い影響を与えている。両陣営は同じ脱原発運動の流れを汲んでいるにも関わらず、一本化を巡ってお互いを傷つけ合う形になっている状況がしばらく続いている。

細川ガレイ

細川護煕候補と座間宮ガレイさん(せんきょcampにて)2014/2/1

今日、18時30分頃、ブロガーであり「ひっくり返しましょうぞ!100万人無料メルマガプロジェクト」の編集長である座間宮ガレイさんは、記者に公開されていた、鎌田慧さんなど脱原発運動に力を尽くしてきた著名人らによって書かれた、宇都宮健児候補に対して一本化を要求する文書をツイキャスを通して生中継で読み上げた。

細川候補を確実に勝たせたいという想いから書かれた文書の内容は「綺麗」ではあるが、選挙に関しては全くの素人によって書かれたもので、宇都宮陣営に対する「言葉の暴力」ですらあり、脱原発のムーブメントを盛り下げるものだと座間宮氏は表現し、厳しく批判した。

一本化は、公示日前に民主的なプロセスを踏んでなされなければならないことであり、公示日を過ぎた現時点では一本化は不可能。選挙戦も終盤のこの時期にまだこのようなことが行われているのは茶番だと、座間宮氏は怒りを露にした。

本来効果的な一本化とは、選挙戦が始まる前に、候補者同士が類似した政策を擦り合わせ、両候補が納得した上でのみ行われるプロセス。両候補は彼らのバックにいる支持者の民意を繁栄できる場合のみ一本化をするのが妥当。つまり、両候補の後ろにいる支持者達が手を携えあい、結束を深め強められるやり方でなければ、一本化は両方の勢力を削ぎ落とす結果となってしまう。

脱原発のムーブメントをより洗練し大きく広げてゆきたいのなら、口先だけではなくて、実際に細川氏や宇都宮氏の勝手連事務所や選挙事務所に足を運ぶこと。できるならば両方の陣営の人々と話をしてかけ橋となり、地道にしかし堅実によい空気を耕し、結束を強めることが脱原発のムーブメントを強く育てるために大切だと座間宮氏は言う。

座間宮氏は、2月1日代々木公園で行われた「せんきょキャンプ」にて、細川氏が三宅洋平氏と対談した後のタイミングで細川氏とも直接会って話をしており、座間宮氏が自身の進めているプロジェクトの「がんばれよ オマエモナ」バナーを細川氏に見せ、「お互いエールを送り合うのはどうか?」という提案をすると、一本化しない前提で、お互いエールを送り合うことは好ましいというのが細川氏の見解だった。座間宮氏がそれを宇都宮氏に伝えると、エールを送り合うことについての反応は肯定的なものだったという。

2月1日に筆者が座間宮氏と「せんきょキャンプ」の会場で話をした際には、座間宮氏は、細川氏が宇都宮陣営と「エールを送り合う」ことは好ましいと述べたことに関して、「このままじゃ(舛添さんに)勝てないという危機感があるんだろう」と感想を述べた。

お前もがんばれよ

座間宮さんは明日、2月4日、19時より細川護煕勝手連事務所にて「ネット選挙レク」を行う。(中止の可能性もあり。詳細は現在調整中のようです)

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細川護煕勝手連: http://katterentokyo.wordpress.com/2014/01/16/contactus/

ひっくり返しましょうぞ!100万人無料メルマガプロジェクト: http://senkyo.blog.jp/

ツイキャスアーカイブ: http://twitcasting.tv/zamamiyagarei/movie/37056025