【最先端のネット選挙】効果を追求するネット選挙運動に必要なもの

2014/1/15

ネット選挙:インターネットを利用した選挙運動。

前回の参院選から、ネット選挙が解禁となり、誰でもネット選挙運動員となることができるようになった。インターネットの特性上、世界中どこにいても候補者を応援したり、離れた場所にいる仲間と連携して動いて選挙に関わることができる。例えばカリフォルニアにいながら、この先の米軍基地問題を大きく左右する沖縄の名護市長選挙(1月19日投票)を盛り上げたり、関心や投票率が上がるように働きかけたりすることができる。選挙区外にいる人が応援できる、もしくは選挙区の人達が外から応援されることができるので、ポジティブなネットワーク、人間関係や空気ができる。

人々はまずインターネットを介して繋がり、トップダウンの組織ではなくフラットなネットワークを構築し、ざっくりとしたゴールや目的や意識を共有する。そしてネットワーク(つまり人の繋がり)は、それを構成している人々が効果的に連携しながら動くことができれば、選挙で勝つために多大な力を発揮することができる。

では、ただ単に繋がっているだけでない、力のあるネットワーク、もしくはチームをつくるには何が必要なのか?

細やかなコミュニケーション(意思の疎通)、お互いをケアする気遣い、信頼関係、ネットワーク内のモチベーションを高く保つこと、選挙期間中状況に素早く細やかに反応し対応する能力、その動きをネットワークの外にいる人々に向けて細やかに伝わる方法で発信(プレゼン)し、具体的に変化している、興味深く細かい動きをスピーディーにしていることを見せること、クリエイティブなコンテンツをつくり、効果的な戦略、良い印象を与えるポジティブな発信をすることなどで、効果的にネット選挙を戦うことができる。

ネットワークと組織の違いは多くある。組織は基本的にトップダウンで指示が出され、動きが遅いことが多く、どんな動きをするのかある程度予測がつく。ネットワークは自発的な人々の繋がり、パイプ、意思の疎通なので、組織と比べてコミュニケーションがフラットで自由で柔軟。様々な人々がネットワークを構成している為、その分視点も多く広がりがある。どんな動きがあるか予測するのが難しい。特にスピード感、速さは大きな武器となる。

自発的で自由な個で構成されるネットワークが効果的に機能する為には、個人が目的はなんであるかを理解し、効果を求めて行動する必要がある。

勝つために必要なタスクを消化するシステム、人手、手法、時間、発想などが必要となる。

スポーツと同じで、後手後手になるチームは弱い。常に後手後手にならないように考え、判断し、行動する。後手に回らない為には、絶対に追い込まれないようにする、そしてそれに必要なのは入念な準備や練習や試行錯誤や情報収集。時間があればあるほど良い準備ができる。逆に言えば、計画性無しでネット選挙に挑んでも、時間無くなって何もできずに終わってしまう可能性もある。公示日にバタバタしないのがベスト。限られた時間をどのように使うのか、なにをやってなにをやらないか、それをうまく判断できる人間が多いほど良い。

人手に関しても、早めに集めておいた方がいい。それは情報を共有したり、教育するためには必ず時間がかかるからだ。人が足りなくなってから人を探すのでは遅い。

選挙は短期決戦の為、選挙が始まったら持論や議論はあまり必要ない。それは選挙期間でないときにやれば良いからだ。選挙に勝つためにはシビアに効果を求めて行動する方が得策。

絶対にしてはならないのが、味方を減らすコミュニケーションや情報の発信やメッセージ。

国をつくるのは政治であり、政治を決めるのは選挙。国を変えるという目的を果たすためには選挙には勝たなければいけない。そして選挙に勝つには票(つまり多くの人々の支持)仲間や友達が必要となる。まだ仲間でない人々の賛同を得る必要がある。

思想やイデオロギーや理想も大切だが、選挙に勝つために最も大切なのは効果的であるかどうか。良い形で妥協できるかどうか。生理的に嫌がられない、排他的でない、固くない、良い印象を与えるオープンなスタンスでコミュニケーションができるか。誰とでも友達になれるようなオープンさ、どんな人の話でも落ち着いて聞ける器の大きさ、そういった懐の深さや姿勢は、場合によっては意見を主張する能力よりも有効になりうる。結局のところ、相手の話を聞けない人間には(合意形成型の)民主主義を実行することはできない。分断状態、対立状態を深刻化させるのが政治の役割ではない。

もしもネット選挙で仲間が違う候補者を応援するということになっても、それはかまわない。様々な意見があり、色んな種類の人間がいるのが多様性があるということ。信頼できる仲間が違う候補者を応援したとしても、その経験や繋がりは後々生きることになる。繋がり続け、コミュニケーションができる状態を保つことが大切。分断してはいけない。

シビアに現実を見ることで、勝つ為に考え行動することで、様々なことが具体的に始まる。

※参照【最先端のネット選挙】「なぜ、あの選対はスピードがないのか」

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